<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< バリアオプション戦略 ノックアウト・ノックイン・オプションなど | main | 為替レートの推移 為替チャートの読み方 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています



| - | - | - |
アベレージレート・オプション戦略

アベレージレート・オプションは、輸出入などで、一定の金額が一定の期間、出たり入ったりするような場合にその外貨のリスクヘッジとして便利なオプションです。アベレージレート・オプションは、オプション期間中の為替レートの平均と行使価格の差額を受け取れるオプションのことです。例として、ここに100万ドルの輸出代金を毎月、決まった日付で、1年間受け取る企業があったとします。


この企業のヘッジは、期間1年、行使価格100円のドルプット(ドル売り)円コールのアベレージレート・オプションを買います。プレミアムは2.00とします。直物レートは毎月月初め最初の営業日の午前10時としました。この直物レートを12ヶ月間たしていって、12で割り、1ヶ月の平均値を出しました。そして毎月、月初めの最初の営業日の10時の直物レートで100万ドルを売ります。1年間たって満期日がきました。

このときに年間の平均レートが100円以上のドル高円安になっていたら、オプションは行使しません。例えば平均レートが1ドル=110円であれば、110円x100万ドルx12ヶ月で13億2,000万円になります。この金額からプレミアム分、2.00x100万ドルx12ヶ月の2,400万円を差し引いた額、12億9,600万円が手取り額になります。

平均レートが1ドル=100円以下であれば、オプションを行使します。平均レートと行使価格100円との差をオプションの売り手から受け取ります。例えば、平均レートが90円ならば、10.00x100万ドルx12ヶ月で1億2,000万円を受け取ります。

毎月のドル売り総額は90円x100万ドルx12ヶ月で10億8,000万円です。この両方を加えて、プレミアムを差し引けば(1億2,000万円+10億8,000万円―2,400万円) 11億7,600万円が手取り額になります。アベレージレート・オプションは結果的には毎月同じレートで為替予約をしているのといっしょになります。


| comments(0) | trackbacks(0) | 投資 |
スポンサーサイト



| - | - | - |
コメント
コメントする








preview?
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

この記事のトラックバックURL
http://11papa.jugem.jp/trackback/9
トラックバック